イベント報告

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あきる野9条の会
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07.12.2 冊子「私たちの戦争体験記」発行のつどい

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あきる野9条の会に戦争を語りつぐ会を作り体験記の募集を開始して約1年、小冊子が完成し、それを記念しての懇談のつどいに執筆者11名を含めて26名が参加しました。当日の朝日新聞の記事(多摩版)を見て国分寺や八王子からも参加しました。

 開会に当たって幹事の佐野さんは 「体験記発行の活動を進めてきたが、その半ばで幹事の野武雅之さんが亡くなられる悲しい出来事もあったが、皆さんの協力で発行することが出来た。発行を野武さんに報告したい。戦争で体験した執筆者の思いを広く伝えていきたい」 と話しました。

参加者から 「あきる野の代表で先日の全国交流会に参加したが、生活の中に九条をしみこませていく必要があることを痛感した。九条の輪を大きくするために若い人に体験記を読んでもらうようすすめたい」 「召集された兄が戻ったとき母が涙を流して喜んだこと。先生の言葉(教育)でマインドコントロールさせられるということを伝えたかった」 「シベリアに抑留された体験を持つが、戦争になると日常の生活の隅々まで影響され、戦争の渦に巻きこまれることを書いた」 「「赤紙の宛名書きをさせられ、書き損じたものを捨てたこともあったが戦争に手を貸したことを思い、書くことに決めました」 「東京大空襲の翌日ぼろぼろになった人の列が歩いていくのをみた。戦争は人殺しです。昨年まで牧師をやっていて組織に加わるのは苦手な私ですが、十戒にはあなたは殺してはなりませんと書いてあります。九条を守っていきたい」 など発言が続きました。

最後に、体験記を広める。九条守る賛同署名をすすめる。体験記の第二集を出しましょうと申し合わせて、つどいを終わりました。